セクシュアル・マイノリティ事例研究会「ベーシック・レクチャー」開催2013年07月15日 17:19

7月14日(日)は、「セクシュアル・マイノリティ事例研究会」にて、「ベーシック・レクチャー」と名付けた研修会を開催。セクシュアル・マイノリティについて基本的な知識を身につけようという趣旨。
広報期間が短かったわりには、申込者が集まったと思う。臨床心理学専攻の大学院生さんが半分強。

レクシャーのお題としては、二つ。

1. 「セクシュアル・マイノリティとは?」
 講師は、森秀都さん(埼玉県立小児医療センター)。
 いつもながら、「性の4要素」をきっちりとわかりやすく説明してくれる。話が上手だなあと思う。
 
2. 「レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル(LGB)のアイデンティティ発達の過程」
 講師は、柘植道子さん(北里大学 学生相談室長)。
 いつもながら、語りが「熱い」! 英語の文献をこれだけ網羅してLGBの話ができる臨床心理士は、柘植さんぐらいしかいない?!と思うぐらい、数々の研究を紹介してくれました。


次回(8月)はまた事例検討を主とする集まりを開催する予定。


来年1月は、「アドバンス・レクチャー」と題して、おそらく、自傷や依存症をテーマに研修会を開くことになると思います。