つい言ってしまいそうになるのです2023年07月10日 11:11

今回の記事は
9年前に書いた記事の
続きになるような記事です。

→「関心の変化」
 http://thotho.asablo.jp/blog/2014/07/29/7400778

 *****

ここ数年、集合意識の「パラダイム」がシフトしていっているように
自分は感じています。

自分が、いわゆる「スピリチュアル」なことに関心を持っている心理カウンセラーであるということで
新しいパラダイムに馴染んでいるクライエントさんも、
カウンセリングにやって来るようになっています。

そのようなクライエントさんとは、
新しいパラダイム(新しい世界観)が共有されている前提で、
カウンセリングを行ないます(そういう前提で、自分も話をします)。

その「前提」はどんなものなのかと言うと
(色々な言い方で言い表し得るのですが)
例えば、
「貴方は、今回の人生以外の人生も生きている。
(今回の人生だけが、貴方の生きている人生ではない)」
という前提です。
また、
「この物理的リアリティ以外の、非物理的リアリティも存在している」
という前提です。

もちろん、従来の古いパラダイムに馴染んでいるクライエントさんも来られているので、
その場合は、従来のパラダイムに合わせてカウンセリングを行なうのですが、
(自分自身がふだん、新しいパラダイムで物事を考えることが当たり前になってきているので)
年々、従来のパラダイムの枠内でカウンセリングを行なうことが、
自分にとって、
「自然なこと」ではなくなっているように、
しっくりこなくなっているように、
感じることが増えていっています。

次のようなことを、ついつい言ってしまいそうになるのです。
(このへん、敢えて、少し誇張して書いています。)

→<亡くなった猫ちゃんが、貴方のことを恨んでいるなんて、そんなこと、まず無いですよ。亡くなったあとの世界には、愛と感謝だけがあるのですから。貴方に対して「ありがとう」と感謝を伝えている猫ちゃんが、いま、すぐ目の前にいると思って、みてみてくださいな。その感謝の思いを感じてみてくださいな。(※こういうとき、自分は、「亡くなった猫」の魂(意識)が本当にそこにいると思ってしゃべっています。>

→<自分はどうしてこんなつらい目にあうんだろうとか、自分はなんて不運なんだろうと思うことがあるかもしれませんが、そのようなことも、貴方は、「生まれる前」に、魂のレベルで、この人生で体験することを決めてきているのですよ。それが、今生、貴方が学ぼうと思った事柄(テーマ)なのですよ。>

→<この世界は、一時期、舞台の上でお芝居を演じているようなもので、いまの貴方は、〇山〇子さんという役柄を演じている役者さんなのですよ。お芝居が終わって、舞台の幕が降りたら、貴方は(いまの役柄を降りて)素の自分に戻って、ああ、自分は、なんて面白いお芝居を演じていたんだろう、と思うのですよ。>

→<貴方が一人ぼっちだなんていうことは、あり得ないのですよ。どんな人にも、非物質領域の「ガイド」「ヘルパー」が複数名、付いているから。ただ、この地球の人間は、自らの知覚・自らの認識を極端に狭めることを(自分で自分に)課したので、自分が一人ぼっちだと思い込むことが可能になってしまっているのですよ。実際には、貴方のそばには、常に「ガイド」「ヘルパー」が付いているのですよ。>

 *****

今回 このような記事を書いているのは
最近の自分が、以下のように感じているからです。

 *****

カール・ロジャーズは
カウンセラー側が genuineness や authenticity をもって
クライエントさんと相対することが大切だと述べたわけですが、
今回、このようなブログ記事を自分が書いているのは、
自分が接する(可能性のある)人々に対して
できるだけ genuine であり authentic でありたい
という思いがあるから、です。

 *****

親しい相手を亡くし悲しんでいる人に対して、
自分は、その「悲しみ」に共感しようとすることが難しくなってきていると感じてきています。
「悲しみ」に共感することが、本当にその人のためになるだろうか、とも感じるようになっています。
そして、そう感じてしまう自分を「矯正する」ことも、おそらく違うだろうと感じています。

→そう感じるようになってきている自分は、
心理カウンセラーを名乗って、通常の、心理カウンセリングをやっていっていいのだろうかとも自問するようになってきています。

→その問い対する一つの、あり得る答えは、
自分は、「普通の」「一般的な」カウンセラーではないということを
カウンセリングを受けに来る可能性のある人たちに明らかにしておく、
ということかもしれないと思い、この記事を書いています。

<物事の見方が(前提が)、一般的ではないカウンセラーですが、
それでもよいですか? よければ、どうぞいらしてください>
そのようなスタンスを明らかにしておく、というのが
ひとつのやり方かもしれないと思い、
今回の記事を書いています。

 *****

いまひとつまとまっていない感じの記事ですが、
とりあえずこれでアップします。